大学生の選挙と社会参加 - 多文化な教室で主権者教育を実施!

2025年6月26日、佐賀女子短期大学にて、主権者教育の授業を行いました。

今回のクラスには、日本国内出身の生徒に加え、多くの留学生も参加しており、多様な価値観が交差する豊かな学びの時間となりました。

授業は、「参議院って何?」という基本の共有からスタート。

クイズ形式で参議院の役割や選挙の仕組みを確認した後、日本の令和7年度予算を題材に、「社会のお金の使い方」をグループで予想・検討しました。

また、「A国とB国、どちらに住みたい?」というシミュレーションでは、自己責任型と社会共助型の国のちがいを比較。

留学生も母国のことをベースに意見を言ってくれるなど、国や文化のちがいによって“当たり前”が異なることを実感する機会にもなり、互いの意見を尊重しながら議論を深めていました。

選挙のルールについても、ケーススタディを通じて整理。

「メールによる選挙運動はNG」「未成年・外国籍の人は選挙運動NG」など、日本の制度を知るだけでなく、「なぜそのルールがあるのか?」という背景にもふれました。


多文化な教室だからこそ生まれた視点の共有。

自分と社会のつながりを再認識する、実りある1時間となりました。


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