「投票用紙は、なぜ破れない?」今回は下灘小学校で“選挙のヒミツ”を探る

6月29日、伊予市立伊予小学校に引き続き、伊予市立下灘小学校の5・6年生のみなさんと、主権者教育プログラム「なぞとき!選挙のヒミツ」を行いました。


最初に触ってもらったのは、本物の選挙で使われているものと同じ素材の投票用紙です。

なぜ破れにくいのか。
なぜ水に強いのか。

子どもたちは紙を見て、触って、自分なりの予想を話してくれました。


投票用紙は丈夫です。

でも、本当に大切なのは紙そのものではなく、そこに託される一人ひとりの声なのだと思います。


模擬選挙の舞台は「下灘市長選」。

高齢者が暮らしやすいスマートシティを進める候補者。
子育て世代を呼び込むため、学校の観光・遊園地化や住まい探しの支援を提案する候補者。
人が集まり、交流できる商店街の復活を目指す候補者。


候補者を務めてくださったのは、実際に下灘で暮らす地域のみなさんです。

演説には、それぞれが感じている地域への思いが込められていました。

内容がリアルになると、選ぶ側も簡単には決められません。

高齢者の暮らしを優先するのか。
子育て環境を整えるのか。
地域の経済やにぎわいを取り戻すのか。

どれも大切です。だから迷います。


でも、政治や選挙は、正解を当てる問題ではありません。

話を聞き、自分が何を大切にしたいのかを考え、その時点での自分なりの答えを一票にするものです。


アンケートでは、参加した子どもたち全員が「関心が高まった」と回答してくれました。

「投票するときには、とても考えないといけないことが分かった」
「18歳になったら、私も選挙に参加したいです」

そんな言葉が届きました。 うれしかったです。


選挙権がなくても、子どもたちは社会の外にいるわけではありません。

自分に関係することを考え、意見を伝え、誰かの意見を聞くことができます。

分からないから調べる。
迷うから話を聞く。
そして、自分の考えを言葉にする。

そこから社会への参加は始まるのだと思います。


一緒に授業をつくってくれた子どもたち、候補者や模擬投票の運営を担ってくださった地域のみなさん、準備を支えてくださった先生方と選挙管理委員会のみなさん、本当にありがとうございました。 


これからも、「自分の声には意味がある」と感じられる学びを届けていきます。


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