「投票用紙は、なぜ破れない?」なぞときから始まる主権者教育 in 伊予小学校

「投票用紙って、どうしてあんなに破れにくいのか。」

6月23日、伊予市立伊予小学校の6年生のみなさんと行った「なぞとき 選挙のヒミツ」という授業は、そんな切り口から始めてみました。


伊予市選挙管理委員会に準備していただいた、本番の選挙と同じ素材の投票用紙。

引っ張っても、水にぬらしても、なかなか破れない。

こども達と、「ただ丈夫なだけ?」「丈夫さの向こうにあるものは?」と考えていくと、長い時間をかけて受け継がれてきた一票の重みが見えてきたように感じました。


後半は、架空の小学校の校長先生を決める模擬選挙です。

学校をもっと元気にする候補者と、まずは誰もが安心できる学校をつくる候補者。

どちらにも納得できるところがあり、どちらかが明らかに間違っているわけではありません。

自分は何を大切にして選ぶのか。


選挙は、用意された正解を当てる問題ではありません。

その時点での「自分なりの答え」を一票にするものです。

同時に、選挙の前も後も、自分とは違う答えを選んだ人も含めて、たくさんコミュニケーションをとってみる。

そこまで含めて、選挙なのだと思います。


子どもたちからは、「最初は難しいと思ったけど意外に楽しかった」「いろいろな見方があると分かった」「私も社会に参加し、意見を表明したい」といった言葉が届きました。

うれしかったです。


選挙権がなくても、子どもは社会の外にいるわけではありません。

自分に関わることについて考え、意見を伝える権利があります。

授業の時間だけで終わらず、学校や地域で「私はこう思う」と話してみる。

その小さな一歩につながってくれたらと思います。


一緒に考え、迷い、授業をつくってくれた6年生のみなさん、準備から支えてくださった先生方、伊予市選挙管理委員会の皆様、本当にありがとうございました。

これからも、政治や選挙を遠い話にせず、触って、考えて、選び、対話できる学びを届けていきます。 


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